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全日本電子楽器教育研究会ホーム : 「全日本電子楽器教育研究会 第63回ワークショップ」


EMIES 63rd WORKSHOP
「エレクトーンアレンジ法Part3」
〜オリジナル作品へのアプローチ―素敵な響きを〜

これまでワークショップの中で、アレンジをするためのコードについて、バリエーションを広げるために度々取り上げてきました。今回は、そこからオリジナル作品に発展をさせていくためのヒントに触れていきます。曲を書く時、メロディを大切に作りますが、そのメロディの良さを引き出すために、コードも重要な要素です。響きが変われば、そこから新たな展開や、メロディが生まれ、バリエーションが広がっていきます。どのように、素敵なコードを見つけるのか、出会うのか。紐解きながら、進めていきたいと思います。

■講師:
柏木玲子・廣田奈緒子
■入場料:
入場無料(要事前申し込み)
■お申込み:
会場の定員になり次第、締め切らせていただきます。
お申込みはこちら
■日程及び会場[講師 柏木玲子]:
  日程 時間(開会) 地区 会場名
8月9日(水) 13:30-15:00 山口 山口芸術短期大学 A棟400教室
(開場は開始の30分前です)
■日程及び会場[講師 廣田奈緒子]:
  日程 時間(開会) 地区 会場名
未定      
■プロフィール:
【講師:柏木玲子】
相愛女子大学音楽学部作曲科卒。第11回インターナショナルエレクトーンコンクールグランプリ大会グランプリ受賞。国内外でのコンサート活動の他、映画・ミュージカルの音楽制作や演奏、TV・ラジオ音楽の制作など多才ぶりを発揮。
2005年アルバム「My favorite Place」をリリースし、サックス奏者須川展也氏、ピアニスト塩谷哲氏などと自作曲を共演。2008年アルバム「Across The Border」をサックス奏者福井健太氏と制作する。2013年2月セルフプロデュースコンサートを東京と大阪で開催、大成功を収める。演奏やアナリーゼ、曲作りとアレンジについての公開講座や曲集講座、オリジナルテキストを使った「即興演奏講座」を各地で実施している。現在、相愛大学教授、国立音楽大学講師。


【講師:廣田奈緒子】
相愛大学音楽学部創作演奏卒業。
2001年インターナショナルエレクトーンコンクールクラシック部門第1位受賞。
2010年CD「Belle Lumiere」と2012年同曲集リリース。「月刊エレクトーン」での好評連載をまとめ、2013年「月刊エレクトーンPLUS廣田奈緒子流クラシックアレンジ(CD付)」発刊。
2014年「YMF ELECTONE LIVE Vol.13」での北村聡(バンドネオン)との共演も好評を博す。
ゆるぎない演奏テクニックから紡ぎだされる繊細でしなやかな演奏スタイルには定評がある。
演奏活動の他、指導にも意欲的に取り組んでいる。

レポート EMIES 63rd WORKSHOP
「エレクトーンアレンジ法Part3」
〜オリジナル作品へのアプローチ―素敵な響きを〜
講 師 柏木玲子
  日程 地区
2015年7月6日(月) 宇都宮短期大学
8月27日(木) くらしき作陽大学
9月20日(日) エリザベト音楽大学
2016年7月11日(月) 福岡女子短期大学
10月30日(日) 京都音楽院

冒頭に、「今日はあらかじめ準備したレジストレーションを使わずに、その場で音色をSetして進めていきます。仕込んできたUSBメモリーが無くても演奏できる、という設定です。」というコメントからスタートしました。このワークショップ全般に渡って、レジストレーションも含め即興的に演奏が展開されていきます。
随時演奏を加えながらの進行でしたので、誌面では伝わりませんが、その一部をご紹介します。

[1]モティーフの性格を読み取る

カデンツの学習をする事は大事な事です。次は、そこを超えて、リズムは不要、アーティキュレーションへのこだわり、をポイントに展開をしていく事も大切です。
Ex.2の様にユニゾンの良さを生かす事も考えられます。「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」「運命」の例を挙げて、ユニゾンで作られているメロディーにハーモニーをつけて伴奏するとどうなるか、比較をして示しました。

今度はユニゾンとはがらっと変わって、コードチェンジを頻繁に取り入れてみます。

アフタービートを感じて弾いてみます。

下記の様に、コードチェンジをしてみると、雰囲気が変わりそれらしい音楽になります。

アーティキュレーションを変化させる事でメロディーの雰囲気ががらっと変わります。

[2]アーティキュレーションについて

上のメロディーは8ビートのリズムで弾いてみると良いかも知れません。
以下、順にスウィングのリズム、ボサノヴァのリズム、チャイコフスキーの弦楽セレナーデを例に挙げてベースラインに工夫を加える、フルートコンチェルトのように音を細分化したり、トリルをいれたりしてメロディーに変化を持たせています。

[3]モティーフ即興の実践

[4]サビ(B)について「音楽のジャンルを意識する」
下記のモティーフを展開していく時に、あらかじめサビ(B)を決めておくのではなく、音楽のジャンル、スタイルを考えてサビ(B)もあわせていく事が大切。

[5]モティーフ即興課題
掲載されたモティーフ一つひとつのイメージを思い浮かべ、どの様な音楽に発展したらよいのか演奏を交えて解説しています。
(1)はイ短調で旋律的短音階でできています。ゆったりとしたテンポで演奏しました。

(2)はパイプオルガンの音色、交響曲「悲愴」、G線上のアリア、を例にあげ、ゆったりとしたテンポでベースラインやハーモニーの動きに特徴を持たせて展開する事を提案しています。
(3)JAZZのブルース進行で展開していきます。スウィングのリズムで軽快に演奏。
(4)モティーフ展開に工夫をして、単純なゼクエンツではなくてモティーフの一部分を使って展開をしていきます。

(5)スウィングのリズムで軽快に演奏。コード付けの工夫として、同じフレーズの繰り返しに、異なるコードをつけてみる。
E♭→C7という進行に、E♭→Gm7(♭5)/D♭→C7という様にコードをはさんでみる。V7=Um7-V7に分解できる事を考え、さらにベースラインをE♭→G→Cとするよりも、E♭→D♭→Cにした方が、スムースな進行になる。

(6)クラシカルに左手の伴奏に工夫を。単純な和音伴奏だけでなく、例えばピアノ曲の様に左手でメロディーを追いかける様な工夫をしてみる事も必要です。
(7)アップテンポのスウィングでビッグバンドスタイルに。

まとめ
「身近なグレードのモチーフ即興から、オリジナル作品へという事でお話をしましたが、まず、こういう曲を作りたい、という気持ちが大切ですし、最初から難しく考えないで、メロディーとリズムとハーモニーを頭に描いていけば、作っていけるのではないかと思います。」と締めくくりました。

2015.7.6 宇都宮短期大学 

2015.8.27 くらしき作陽大学

2015.9.20 エリザベト音楽大学

2016.7.11 福岡女子短期大学

2016.10.30 京都音楽院

 

講 師 廣田奈緒子
  日程 地区
2015年7月20日(月) 福岡女子短期大学
7月24日(金) 徳島文理大学
8月7日(金) 山口芸術短期大学
8月9日(日) 京都音楽院
2016年8月31日(水) 大垣女子短期大学

Part3となる今回のテーマは、アレンジからもう1歩進んで、創作へのアプローチ方法について解説が進んでいます。冒頭は、タイトルにもある「素敵な響きを」というところで、コードの解説からスタートしました。
ハ長調のスケールを基に、ダイアトニックスケールコードの説明です。

良く使われるコード進行について、パッヘルベルのカノンを例に挙げています。
この曲のコード進行は「カノンコード」「黄金のコード」と呼ばれていて、良く使われるコード進行です。

このハーモニー進行はJ・Popや小学校の歌でも使われていて、例えば「翼を下さい」や「さくら」「負けないで」など、ほかにもたくさんあります。ですから、このハーモニー進行にあてはめて作っていく事もできます。また、調を変えるだけで雰囲気がかわりますので、試して下さい。
ただし、このハーモニー進行は世の中に溢れているので、「どこかで聴いた事がある」とか「なにかに似てる」と思われることもあります。ですから、そこに違うコード進行を挟んでいったりすると雰囲気を変える事ができるのですが、その為には色々なコード進行を知っている事が必要になってきます。
アレンジをする時にする手法の一つですが、コードをリハモナイズする事があります。リハモナイズは元のコードを違うコードに置き換えていく事ですが、例えば「きらきら星」の一番シンプルなコード付けは、

となります。
T度=トニック Tonic
W度=サブドミナント Sub Dominant
X度=ドミナント Dominant

もともとはフランス民謡ですが、有名なところではモーツァルトの「きらきら星変奏曲」ですが、

このコードをみて頂ければわかりますが、ダイアトニックスケールコードだけで構成されています。他の音も使えば、もっとバリエーションができます。
このG7はT度Cコードに解決したいという性格をもっていますが、例えば、2度DmをT度と考えると、そのX7はA7になります。この場合Secondary Dominant(セカンダリ−ドミナント)と呼びます。同様にV度EmにはB7となります。以下、下記の楽譜を参照。

このセカンダリ−ドミナントを使うと、スケール以外の音も入ってくるので、ハーモニーの色合いが変わってきます。
例えば「きらきら星」では、下記の様にコードチェンジする事もできます。

ハーモニーにC#の音が入ってくるので、色合いに変化がでてきます。

代理コードについて
このダイアトニックスケールコードを見てみると、Tonic,SubDominant,Dominant以外の和音は、この3つの和音の機能に振り分ける事ができます。
下記の楽譜を参照

T、W、X以外のコードは、○に囲まれた機能を持つと考えます。
これを「きらきら星」で使ってみると〜下記の楽譜参照

さらにコードチェンジを続けると

という様に、今までと違う雰囲気になってきます。
シンプルなコード進行であるほど、変化がつけやすく、発展させる事ができます。アレンジをする時にこの様なリハモナイズという手法も使っていきます。
オリジナルを書く時も、同じような発想で、自分のメロディーにつけたハーモニーをちょっと変えたいな、と思った時にこの様にリハモナイズできないかな?と考えれば、ちがうハーモニーをつける事ができたり、ハーモニーを変えた事で、次の展開が変わってきたり、広がっていくという可能性があります。
良く使われるハーモニー進行のレクチャーから始り、T-W-X-Tの基本的な進行から副属七、リハモナイズに及びました。
この後は、今までのレクチャーをふまえて、自身のオリジナル作品を使っていく過程でどの様な事を考えてきたか等、演奏を通してレクチャーがありました。

2015.7.20 福岡女子短期大学

2015.7.24 徳島文理大学

2015.8.7  山口芸術短期大学

2015.8.9 京都音楽院

2016.8.31 大垣女子短期大学

 

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