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レ ポ ー ト

第23回 ワークショップ
【M.L.システム部会】

M.L.システム部会主催による全日本電子楽器教育研究会第23回ワークショップは、3月6日、幼稚園教員養成系大学・短期大学を中心に、約60名の参加を得て、竹早教員保母養成所と共催で開催された。
 今回は“教育職員免許法にみる音楽教育の諸問題を追求する”〜21世紀に対応した保育者養成カリキュラムのあり方〜というのテーマのもと、基調講演、模擬授業、研究討議が行われ、M.L.を用いた効果的な指導法やカリキュラムにまで踏み込んだ実践的なワークショップとなった。


日 時
'99年3月6日(土) 14:00〜17:00
会 場
竹早教員保母養成所 第2校舎M.L.教室
主 催
全日本電子楽器教育研究会M.L.システム部会
竹早教員保母養成所
テーマ
“教育職員免許法にみる音楽教育の諸問題を追求する”
〜21世紀に対応した保育者養成カリキュラムのあり方〜

 
<基調講演>
向山和彌(竹早教員保母養成所所長)
 
<模擬授業>
三森桂子(竹早教員保母養成所専任教員)
 
<研究討議>
問題提起:
笹井邦彦(推進委員・育英短期大学)
ま と め:
橘 静香(竹早教員保母養成所専任教員)
楠瀬敏則(尚美学園短期大学)
杉江正美(推進委員・聖母女学院短期大学)
 
<基調講演>
 冒頭、基調講演として、竹早教員保母養成所の向山所長より、「教育職員免許法」改訂のポイント、及び既に文部省に提出済みの同校の新カリキュラムの内容について、旧カリキュラムと対比しながら具体的な解説があった。
 昨年の「教育職員免許法」改訂により、各教員養成機関では、これまでとは大幅に異なる教育課程の編成を求められている。今回の改訂では、「教科に関する科目」の単位数が減少しているのに対し、「教職に関する科目」の単位数が大幅に増加していることからも、これまでの教科の枠組みにとらわれない、柔軟で弾力的な扱い方が重要である、とのことである。
 続いて、同校のM.L.の導入経緯についての話があり、当初は「経済効率」が主目的であったのに対し、「指導効率」のための第二の段階を経て、現在は、「多様な音楽活動を経験させるため」の第三の段階にある、と説明された。
 すなわち、教科の目標である「音楽を愛好する子どもたちの心情を育成する」ためには、将来教員になる学生自らが、まず多様な音楽経験を蓄積し、音楽の良さや楽しさに気づかねばならないこと、そのためには、M.L.を使用した楽しく多種多様な学習活動が経験できる授業の創造が不可欠である、という明解な論点には、氏の話術も手伝って、大いに説得力があった。

<模擬授業>
 続いて、三森桂子専任教員により、実際の学生16名をモデルにした模擬授業が行われた。ここでは、FD(フロッピーディスク)への多重録音、音色及びテンポ変更、移調機能、さらにはソロ・ペア・グループの切り替え、キーボードパーカッションなど、M.L.の持つ豊富な機能を効果的に使った多様な授業展開の一端が紹介された。 

 


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