前ページへ 次ページへ

レポート
第29回ワークショップ 【M.L.システム部会】

 M.L.システム部会主催による第29回ワークショップは、幼稚園保育園教育者養成系大学・短期大学教官を中心に、約40名の参加を得て開催された。
【日 時】 1999年10月9日(土) 13:00〜16:00
【会 場】 京都・聖母女学院短期大学
【主 催】 全日本電子楽器教育研究会M.L.システム部会
聖母女学院短期大学
【テーマ】 “M.L.システムのための教育内容と指導方法について −M.L.で音楽遊びを−”


 主催者側より聖母女学院短期大学の真隅理事長、マタイス学長の挨拶の後、まず、畠澤推進委員から「〜保育園・幼稚園・小学校教員養成機関における音楽教育のあり方を考える〜」というテーマで、今回のワークショップ設定の趣旨説明にあたる提言があった。



 今日に至るまで我が国の音楽指導は、ややもすると学校・園の教員を養成するよりは専門家を養成するための「音楽による教育」であったことの反省に立ち、音楽科教育が本来あるべき「音楽のための教育」「音楽を通しての教育」の視点を持つべきであること。また、教育職員免許法改訂に伴い、必修から選択になったことで、保育現場に真に望まれる教師を養成するため、教育内容と指導法についての再考を促す問題提起があった。即ち、

・音楽的刺激をかきたてる魅力ある内容と教材の開発
・主体的な活動を促す学習形態の工夫
・テクニック的な訓練にならない指導の配慮
・素直に楽しんで自己表現ができる環境(雰囲気)づくり
の4点が不可欠であるという。

 続いて、授業者である杉江推進委員からは、「公開授業」の事前説明として、年間指導計画(シラバス)及び前期試験内容の紹介・解説と、M.L.システムを使うことによる教育的意義について、豊富な資料を紹介しながら詳しい説明がなされた。また、M.L.システムが開発され教育現場に導入・活用されてきた約30年間の歴史を全5期に分類して、M.L.システムの持つ多様な性能や教育的効果についての解説がなされた。
 さて、今回の「公開授業」は、同大学1年の選択科目である「音楽(総合)」の後期第3回目にあたる。M.L.システム用に杉江氏によって特別に編曲された「アルプス一万尺」「河は呼んでいる」を主教材に学習が進められた。
次ページへ続く




前ページへ 次ページへ


◆Copyright (C) 1998-2001 by EMIES. All rights reserved.
本ホームページの無断複製、転載を禁じます