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全日本電子楽器教育研究会ホーム : 「全日本電子楽器教育研究会 第41回ワークショップ」


レポート 第41回ワークショップ
日 時 2007年12月1日(土) 13:00〜17:00
会 場 東邦音楽短期大学 第一講堂
テーマ 電子楽器とその音楽の変遷〜エレクトーンを例として〜
内 容
  • 音源方式の進化と音楽表現の変遷/岩崎真(東京芸術大学)
  • 楽器の進化に伴う演奏内容・演奏法の変遷/岩井孝信(聖徳大学)
  • D-2B、E-70他 旧モデルによる演奏事例紹介(演奏:道志郎、斎藤瑛美 他)
進行:若尾裕(神戸大学)

舞台上下に並ぶ歴代モデル 「夢の楽器」として登場したエレクトーンはもうすぐ生誕50年を迎える。その間、ハード面・ソフト面ともに様々な進化・変容を経てきた。「一度その歴史を整理・検証してみよう」「今後のエレクトーンを考えるためにも・・」そんな実行委員諸氏の強い思いから準備が進められ、12月1日ワークショップ当日に至った。
現在、電子オルガン(エレクトーン)を学べる、あるいは専攻楽器として受験できる音楽大学は、大学14校、短大18校にのぼる。先生方や若い学生に歴史を知ってもらうことも意義あることであろう。

若尾裕氏 舞台上には、D-2B('67〜、分周方式)、E-70('77〜、PASシステム)、FX-20('83〜、FM音源)、EL-90('91〜、AWM音源)と、音源方式の進化を代表する機種が並び、また舞台下にはEX-42('70〜)、GX-1('75〜)と時代を風靡したステージモデルがある。

 まず、若尾裕氏(神戸大学)による序説・趣旨説明に始まり、第1部、岩崎真氏(東京藝術大学)が「音源方式の進化と音楽表現の変遷」をテーマに話が進められた。岩崎氏は「“音”を“目で見える形”で解説したい」と、音の成分をスクリーンに映し出し、倍音の説明から、波形、音響スペクトル、定常波形(正弦波、三角波etc.)をわかりやすく説明。岩崎真氏また、電子楽器における音作りの方式として、加算方式、減算方式、FM音源方式等を解説した。専門用語が多く学術的ではあったが、実際に音の成分を“目”で見ながらの話のため、音(波形)を電子的に(人工的に?)作る作業、その作られたものがエレクトーンに搭載されていること等、理解することができた。90分という限られた時間の中で語り尽くされるものではなく、当初予定されていたELX-1のためのご自身の作品解説を省略せざるを得なく残念でもあった。

 休憩後、第2部は、岩井孝信氏(聖徳大学)が演奏家の立場から「エレクトーン〜楽器と奏法の変遷〜」をテーマに発表。岩井孝信氏「B-5からエレクトーンを始めた・・」と言う岩井氏だが、アメリカに始まる電子オルガンの歴史を豊富な音源と写真でだどり、日本におけるエレクトーンの歴史につなげた。演奏家の立場から当時の鍵盤や各種エフェクトにも触れ演奏表現の変遷を解説した。また、自ら、演奏家が“範”としたデビッド・コールマンの曲集から「オーバー・ザ・レインボウ」をE-70で演奏。また、最後には道志郎氏がD-2Bで「黒い瞳」を、斎藤瑛美氏がFX-20で「ラ・クンパルシータ」を演奏し、当時の音色、演奏を生演奏で再現。我々の耳を楽しませた。
 まとめでは、若尾氏と平部やよい氏が意見交換。会場参加者の感想も聞いた。平部氏は、完全復活とは言えないGX-1を紹介すると共に、自分の音源モジュールも使用し「ラプソディ・オン・GX」を演奏。会場を沸かせた。

道志郎氏 エレクトーン誕生当時は、放送局やレストラン等で“一人オーケストラ”として活躍し、次第に家庭に入り趣味として家庭で音楽を楽しむ時代を持った。現在では音色のリアリティさからオペラや合唱の伴奏楽器として高い評価を得ると共に、コズミック系電子音を駆使した創作ミュージカルも作られている。全日本電子楽器教育研究会ではエレクトーンのための委嘱作品発表に尽力しこの楽器のための楽曲を蓄積している。
 電子技術が日進月歩の中、歴史をふまえた上で電子オルガン(エレクトーン)がどのような方向に進むのか、演奏家、教育者の立場からも検討・検証して行きたい。(事務局)

斉藤瑛美氏 平部やよい氏

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